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本命◎ルージュバック|オークス(2015年)の最終予想

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単勝1.6倍の圧倒的1番人気のルージュバックが敗れた桜花賞。果たして、牝馬三冠の2冠目はどの娘に…。

 

巷の予想では、歴史的超スローで行われた桜花賞、馬場が悪いチューリップ賞と予想のベースとなる王道ローテが、展開や馬場の恩恵があった馬が好走したと言われていますが、どちらも問題なく好走したのは桜花賞馬レッツゴードンキのみ。

 

例年基本スローのオークスは、今年も確固たる逃げ馬が不在だけに早めの平均以上になるとは考えにくい。

豊富なスタミナを要するようなレースにはならないので、ある程度桜花賞とオークスの関連性はあるとみている。

 

ただし、当日の天気が気になるところ…。午後からは雨予報。。予想が難しい。

 

【東京11R】オークス(GⅠ・芝2400m)

◎⑭ルージュバック 戸崎

〇⑦キャットコイン 柴田善

▲①レッツゴードンキ 岩田

△⑱ディアマイダーリン 福永

注⑰クルミナル 池添

注④ココロノアイ 横山典

 

本命は、桜花賞同様に◎ルージュバック。「世代で抜けた馬ではない」と桜花賞後のレース回顧で述べましたが、それは否定しません。ただし、やはり牡馬相手に勝ち負けした実績は並の牝馬ではないはず。負けるとしたら、桜花賞同様にスローで後ろからヨーイドンの競馬になった時。戸崎騎手もさすがに同じ轍は踏まない。

レース直前に入厩したらしいですが、そもそも体調に不安があるならレースまで10日で使わないはず。本当に強い馬かどうか真価が問われる一戦。

 

対抗はキャットコイン。桜花賞惨敗組を◎〇に指名するのはいかがなものかと考えたが、関西への輸送で前走-12kgと馬体を減らし、レースも直線だけの競馬。そもそも桜花賞の時は、柴田善騎手が追い切りで少しトモに不安を感じていたと言う。それだけに無理はしなかったと見る。

まず折り合いに一切不安がないのが一番の強み。メンバー的に距離延長歓迎はこの馬。

 

そして桜花賞馬レッツゴードンキは3番手評価。理由は、個人的に桜花賞が重賞初制覇となった点。どうもマルセリーナ、アユサンとだぶる(共にオークス④着)。ペースは、高速決着にはならないので展開的には前で運べるこの馬に有利に運びそう。ただし、前走は自分から逃げたわけではないので、多少ムキになるようであれば最後は脚が鈍る可能性も秘めている。そこは鞍上の腕の見せ所か。

 

そして、別路線組で狙いたいのはディアマイダーリン。前走は、権利を取りに行って積極的な競馬をしたが、本来は中団でレースを運べる馬。シングウィズジョイにタイム差なしでの②着なら、評価は勝った馬以上と見るべき。

 

馬場次第ではあるが桜花賞②着馬クルミナルも見逃せない。馬場が悪ければ、消しでOKだが天気がもてば本命とでも思っていた馬。ただし、遠征で初の東京コースという不安も多少ある。桜花賞でも本命ルージュバックの対抗に指名しただけに、好きな馬ではあるがココは穴馬候補まで。

 

そして、一番馬券に入れるか悩むのがココロノアイ。この馬、テンションが上がったらまずダメ。テンションが上がらず横山典騎手が、道中リラックスさせて走らせて、なおかつ中団より前目で走れた時に来そう。軽視できない。

 

アンドリエッテ、クイーンズリングあたりも気になるが、やはり後ろからの競馬になると厳しい。特にアンドリエッテの場合、輸送減りが気になるところ。クイーンズリングもフィリーズレビューの脚が凄かったので、デムーロも後ろからのイメージがある気がする。

桜花賞③着のコンテッサトゥーレは、どうもパワー不足なイメージが強く2400は距離が長いような気がする。

 

フローラS勝ち馬のシングウィズジョイは、すでに8戦も走っている。フローラSに勝って参戦するならキャリアは少ない方がよい。なにせ賞金的に桜花賞に出れない時点で通用しない。

 

そういう意味では賞金が足りずに桜花賞に抽選で出れなかったミッキークイーンは評価が難しい。ただし、後ろからの馬だけに差し届かずのイメージ。