アンカツ、地方競馬と中央競馬の格差に提言!
元ジョッキーのアンカツこと安藤勝己氏が自身のTwitterで、地方競馬と中央競馬の格差についてこう呟かれていました。
ベストウォーリア。今回のメンバーならこうなるわ。能力どおり、人気どおりの結果やね。しかし、中央と地方の格差に年々拍車がかかるのはどんなもんやろか。G1とはいえ、地方馬の斤量でも軽くせんと、やってるほうのモチベーションも上がらんて。主催側が中央からの恩恵に満足しとるんやろね。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2014, 10月 13
この意見には同意する競馬ファンも多いようだ。
●この意見についてネットユーザーの反応
「馬券はとりましたが全くその通りと思います。 」
「そのような状況において大物の出現をファンは待ち望んでおります。」
「地方でやってる中央重賞みたいな位置づけになっちゃってますからね」
「例えば今回トウホクビジンなんかは 斤量50㎏でも良かったと思いました。」
その反面、「強い地方馬が何十年に一頭でも出てくるのが楽しみなファンもいると思います。」という意見もある。
かつてはオグリキャップやハイセイコーが地方から中央に転属してGⅠを勝利したり、地方所属のメイセイオペラがフェブラリーS(GⅠ)を勝ち、そして近年ではコスモバルクがクラシック戦線で活躍するなど地方馬(地方出身馬)でも実力のある馬が出てくることもあったが、ここ数年はアンカツさんが言う通り、地方と中央の格差が目に余りますね。
マイルCS南部杯で、地元馬として出走した3番人気のナムラタイタンも元は中央から転属した馬。でも、結果は6着。歯が立ちませんでした。
地方競馬のモチベーションというよりも衰退がこの格差を生んでいることは間違いないが、どうすれば地方競馬界が盛り上がるのか…。
これは中央競馬と地方競馬の今後の課題ではあります。