【レース動画】1991年天皇賞秋、メジロマックイーン(武豊)世紀の降着。
1991年9月27日、メジロマックイーンの天皇賞春・秋連覇に注目が集まった第104回天皇賞秋。
レースはメジロマックイーンの6馬身差の圧勝で、誰しもが芦毛の怪物の強さに歓喜。
しかし、レース後の検量室は凄まじい抗議と叱責が鳴り響いていた。
それは、スタート直後の第2コーナーで起きていた。
メジロマックイーンと武騎手がスタート直後の第2コーナーで大きく外から内へと切れ込んだ際に、他馬の進路を妨害。
メジロマックイーンに騎乗していた武豊騎手は、まさかこんな事態になっているとは思ってもいなかっただろう。
事の深刻さが分かっていれば、ゴール後にガッツポーズなどするはずもない。
この斜行で、2位入線の江田照騎手が騎乗したプレクラスニーが繰り上がりで優勝。
しかし、この当時江田照騎手も共犯だという声もあったという…。
何とも後味の悪い第109回天皇賞秋だった。
当時のパトロールビデオでは、被害にあった本田騎手騎乗のプレジデントシチーが落馬寸前だったことが分かる。●第109回天皇賞秋のレース動画
第104 回 天皇賞(秋) ー 暗転! メジロマックイーン斜行、降着(1991.09.27) - YouTube
●第109回天皇賞秋のパトロールビデオ