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【レース動画】ドゥラメンテ突き抜ける!Mデムーロ皐月賞4勝目|皐月賞2015

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(出典:http://photozou.jp/photo/show/745137/221413392

2015年4月19日(日)に、中山競馬場で行われた皐月賞(GⅠ)は、3番人気Mデムーロ騎手騎乗のドゥラメンテが優勝。勝ちタイムは1分58秒2。②着には、直線先に抜け出した2番人気の福永騎手騎乗のリアルスティールが入り、③着にはキタサンブラックが入った。1番人気のサトノクラウンは⑥着。

 

皐月賞2015のレース動画&Mデムーロの勝利ジョッキーインタビュー

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皐月賞2015着順

①着ドゥラメンテ

②着リアルスティール

③着キタサンブラック

④着ブライトエンブレム

⑤着クラリティスカイ

⑥着サトノクラウン

⑦着ミュゼエイリアン

⑧着ダノンリバティ

⑨着スピリッツミノル

⑩着コメート

⑪着ダノンプラチナ

⑫着ベルーフ

⑬着タガノエスプレッソ

⑭着ベルラップ

15着ワンダーアツレッタ

 

 

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【レース動画】アップトゥデイトがレコードで大差勝ち|中山グランドJ(G1)

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2015年4月18日(土)、中山競馬場で中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)が行われ、2~3番手でレースを進め、最後の3~4コーナーで先頭に立った林満明騎手騎乗の4番人気アップトゥデイト(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)が、直線に入って後続を大きく突き放し、最終的に2着の5番人気ソンブレロ(牡5、栗東・松田国英厩舎)に大差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分46秒6(良・レコードタイム)。(引用:netkeiba

また、ファイヤー(牡7、栗東・本田優厩舎)、カントリースノー(セ8、美浦・栗田博憲厩舎)、リキアイクロフネ(牡8、美浦・田中剛厩舎)、ショウナンカミング(牡7、美浦・田中剛厩舎)、テンジンキヨモリ(牡5、美浦・武井亮厩舎)の5頭が落馬などにより競走を中止した。

【2015年】アンタレスS(G3)のデータ予想(ローテ編)

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ダート重賞となると使える番組が限られてしまうため登録馬の数が尋常ではない。

それだけ予想も出馬表が発表されるまで難しいのが昨今のダート重賞。

アンタレスS(GⅢ)は、マーチSと平安Sの間に位置するレース。データ的に買える馬と買えない馬を近5年のデータから予想する。

 

マーチSの上位馬[0-1-0-8]

前走マーチS⑤着以内馬は大不振。前走がマーチSだった馬は[0-2-1-24]と最高でも②着のみ。

買えない馬:サンレイレーザー、イッシンドウタイ、ダノンカモン、トウショウフリーク

 

前走フェブラリーS出走馬[0-0-1-3]

出走頭数が少ないが前走がフェブラリーSだった馬も最高で③着。間隔が開き過ぎているのが要因か。③着だったのは2011年のバーディバーディ(フェブラリーS③着)。

フェブラリーS出走馬は[0-0-2-6]で、2014年フェブラリーS⑧着⇒ダイオライト記念①着からの参戦だったニホンピロアワーズも③着に敗れている。

買えない馬:ローマンレジェンド、ワイドバッハ

 

ダイオライト記念好走馬は勝てない?

2014年ニホンピロアワーズ:ダイオライト記念①着⇒アンタレスS③着

2014年トウショウフリーク:ダイオライト記念②着⇒アンタレスS②着

2013年ソリタリーキング:ダイオライト記念③着⇒アンタレスS④着

2010年フサイチセゾン:ダイオライト記念①着⇒アンタレスS③着

2400mで行われるダイオライト記念からの一気の距離短縮は良いとは言えない。

買えない馬:サミットストーン、アスカノロマン

 

 

仁川Sの勝ち馬は軸好捕

過去5年仁川S勝ち馬は、①⑤①着と好走。ただし、仁川Sで負けていると[0-0-0-5]と分が悪い。

買える馬:マルカプレジオ

買えない馬:タガノゴールド

 

 

本命ドゥラメンテ|皐月賞の最終予想(2015年)

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先週の桜花賞では、3戦無敗のルージュバック、クイーンズリング、キャットコインが揃って敗れるという波乱の結果になったわけだが、今週の皐月賞も3戦無敗のサトノクラウンとキタサンブラックの2頭はいかに…。

 

【中山11R】皐月賞(GⅠ・中山・芝2000m)

◎②ドゥラメンテ デムーロ

〇⑧サトノクラウン ルメール

▲①ブライトエンブレム 田辺

△⑦キタサンブラック 浜中

注⑨ミュゼエイリアン 柴山

 

<展望>

スピリッツミノル、ワンダーアツレッタ、キタサンブラック、コメートなそ先行脚質の馬が揃っただけに、桜花賞のように超スローは考えにくい。ある程度流れて1分58秒後半から59秒前半の決着が予想される。

 

能力通りの結果が出ると見て、本命はデムーロ騎乗のドゥラメンテ

近2走は石橋騎手が騎乗していたが、3月上旬にはデムーロに騎乗依頼を出していた。この時点で、賞金的に出走が危ぶまれていて、NHKマイルCか青葉賞からダービーという路線を視野に入れていただけに、厩舎&オーナーサイドがこの馬へかける期待の大きさが伺える。

前走の共同通信杯では、折り合いを欠いて最後にリアルスティールに差し返されたが、負けて強しの内容。デムーロなら抑えきれるはず。スムーズにロスなく運べる可能性がある枠だけに、一気に突き抜ける可能性大。共同通信杯から直行も近年では、ゴールドシップ、イスラボニータなどがこのローテで皐月賞を制しているだけに期待が大きい。

 

相手は3戦無敗のサトノクラウン。休み明けの弥生賞でケチのつけようがない強い競馬を見せただけに買わない理由がない。3戦ともプラス体重で出走できているのも成長の証。ただし、負けたことがないので、この馬の欠点が分からないのは、先週の桜花賞のルージュバックと被る。不安材料としては血統か…。父Marju産駒はあまり日本で走っていないが、父父がマイラー色強い産駒が多いラストタイクーン。母父としてもグランデッツア、マルセリーナなどマイル前後で強い競馬をする馬が多い。

前走弥生賞を勝ったが、本質は”マイラー”という可能性も少なくはない。3歳のこの時期なら、エンジンが違えば勝ててしまうこともあるだろうが、イメージ的に2011年のサダムパテックに近い。

 

一番気になるのが最内枠に入ったブライトエンブレム。この馬、これまで4戦ともすべて大外をぶん回した大味なレースが続いていたが、最内に入ったことで新境地を見たいところ。朝日杯FS⑦着の敗因は馬場と距離であることは明確。距離が伸びた弥生賞で、やはりこの馬は中距離以上でこその馬。

母ブラックエンブレムも中山で走るイメージが強い。

 

スプリングS優勝のキタサンブラックはフロック視されて仕方がないレース展開であったが、見方を変えるとレースセンスが抜群にいい。ストライドが大きいので器用さにはかけるのではと思っていた前走のスプリングSで、器用に立ち回り人気馬リアルスティール、ダノンプラチナを完封。父ブラックタイドもスプリングSを優勝。2番人気で臨んだ皐月賞は⑯着に大敗し、以後勝ち星に恵まれず引退。容姿が父似の同馬が、是非とも父の悲願を叶えてくれるかどうかに注目したい。

 

そして最後にリアルスティールを入れるか入れないかで悩んだが、先日このブログでリアルスティールを切ると豪語しただけに、そこは貫きたい。

 

最後に穴馬として毎日杯の勝ち馬ミュゼエイリアンを推したい。札幌2歳S、共同通信杯でブライトエンブレム、リアルスティール、ドゥラメンテらに敗れており評価が低い。しかしデビューしてから6戦で敗れても0.5秒以内で堅実な走りをする。切れ味では劣るので、前走の毎日杯で「先行抜け出し」とこの馬の走るスタイルが確立された。後ろからでは勝てない。前々でスムーズなレース運びができるとしぶとい。

葉牡丹賞はは先行したが、逃げ馬がコロコロ変わる息が入らない展開で度外視。距離が伸びてこそ、父スクリーンヒーロー譲りの粘り強さを発揮するはず。

 

馬券は、馬連でドゥラメンテから4頭に流す。

 

ここまで順調に予定通りのローテを組んできた馬に利がある皐月賞。サトノクラウン、ブライトエンブレム、タガノエスプレッソの弥生賞組は注意が必要。ダノンプラチナも前走からの上積みがあるようであれば、キタサンブラック逆転もある。

 

混戦必至のように見えるが、ここはドゥラメンテが世代最強であることを証明してくれることに期待したい。賞金加算もしくは優先出走権を得ることができなければ、自ずとダービーを勝つのは厳しくなる。(青葉賞orNHKマイルを使わざるを得ないため)

最低でも④着以内は外さない積極的な競馬をデムーロならしてくれるはずだ。

 

 

リアルスティールが買えない理由|皐月賞予想(2015年)

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2015年4月19日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞(GⅠ)で、前々日の段階で1番人気はリアルスティールのようです。

 

ディープインパクト産駒は減点材料。

ディープインパクト産駒はこれまで皐月賞で[0-1-2-11]と②着が最高成績。前走のスプリングSで猛然と外から追い上げて格好はつけたように見えますが、やはり中山では割引。この点は、スプリングS③着ダノンプラチナも同様。

 

共同通信杯後の1走が余計

共同通信杯後に1走~2走挟んで皐月賞に参戦してきた馬は、過去5年で[0-0-1-5]と成績が振るわず。共同通信杯からは、近年直行組のゴールドシップ(2012年)、イスラボニータ(2014年)が勝っているように、共同通信杯後にスプリングSに出走したリアルスティールの上積みに疑問。

 

エンジンのかかりが遅い!?

新馬戦、共同通信杯、スプリングSの3戦ともレースを見る限り直線が長ければ長いほど、いい脚を使う印象がある。追い出してからの瞬発力が若干悪いので、新馬戦でも追い出してから「あれ?あまり伸びない?」と思ってたら、ゴール板が近づくにつれて加速。共同通信杯、スプリングSも同様。

少しでも追い出しが贈れたら巻き返しが難しい馬かもしれない。

 


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福永がリアルが上と判断!?

弥生賞優勝のサトノクラウンとリアルスティールともに主戦の福永騎手。結果、もともと先約だった(らしい)リアルスティールを選択。(サトノクラウンの鞍上がルメールに決まったのも4月になってから)

さてこの選択が吉と出るか凶と出るか。

 

デビュー2戦目で共同通信杯優勝は規格外!?

まずこれまでの馬と違うのが、デビュー2戦目で共同通信杯に参戦し優勝。まずデビュー2戦目で重賞を使う時点で、この馬への期待の大きさがうかがえる。

 

 

<結論>

馬券としてはダービーで狙いたい馬。皐月賞でもそこそこ好走をしてくれそうだが、多少スムーズな競馬ができなかっただけで馬券圏外に飛ぶ可能性が否めない。世間の評価ほど強いとは思えない。

ここはスパッと無印に。

 

 

【回顧】ルージュバックの敗因は位置取り|桜花賞2015

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桜花賞で⑨着に敗れたルージュバックの不敗神話は脆くも崩れ去った形に-。

単勝1.6倍という圧倒的な人気を背負っての結果だけに、敗因をしっかりと分析しておきたい。

まずは、ルージュバック陣営のレース後のコメント

 

戸崎騎手のコメント

「位置取りでしょう。もう少し前めで競馬をすれば良かった。乗り方の問題です」

 

大竹調教師のコメント

「(6キロの)マイナス体重は許容範囲。(敗因は)正直、分からない。距離なのか、馬場なのか、ペースなのか。これだけ支持されたのに、非常に申しわけないです」

 

ノーザンファームの秋田博章顧問

「次のオークス(5月24日・東京、芝2400m)でどんな競馬をしてくれるか。距離が延びるのはいいと思います」

 

戸崎騎手が言う通り、位置取りの問題が今回の敗因として非常に大きい。

前半800mが「50秒0」、後半800mが「46秒0」で1分36秒0の決着。1000m通過は、62秒5だった。

桜花賞史上、最も遅い1000m通過タイム。通常の桜花賞なら遅くても58秒後半から59秒台だけに良馬場でこのペースは異例中の異例。(1週前の3000mの阪神大賞典でさえ60秒4の通過タイム)

 

とにかく全馬が余力十分で直線を迎えた。

 上り3F最速は、⑥着アンドリエッテの33秒2.最遅は⑰着トーセンラークの34秒6である。33秒台の上りをマークした馬が9頭で①着のレッツゴードンキは33秒5。

 

<上り33秒台で走った馬>

  1. アンドリエッテ 33秒2 ⑥着
  2. クルミナル 33秒4 ②着
  3. キャットコイン33秒4 ⑦着
  4. レッツゴードンキ 33秒5 ①着
  5. コンテッサトゥーレ 33秒6 ③着
  6. ルージュバック 33秒6 ⑨着
  7. クイーンズリング 33秒7 ④着
  8. ココロノアイ 33秒7 ⑩着
  9. クールホタルビ 33秒7 ⑱着

 

1,2番人気の ルージュバック、ココロノアイは後方からの競馬であったが、実はアンドリエッテ、キャットコインの方が2頭よりも後ろで競馬をしていた。②着のクルミナルについても、ルージュバックのすぐ前でレースを運んでいた。

 

ルージュバックは確かに強いかもしれないが、実は言うほど他の牝馬よりもずば抜けて強いということはないのかもしれない。ヨーイドンの競馬だけに、実力差が図りにくいのは確かではあるが、少なくとも自分より後ろでレースを運んでいた馬に差された事実からはそう言わざるをえないと思います。

 

むしろ今回の桜花賞で、例年通りレースが流れたとしたら一番面白かったのは②着のクルミナルだったのかもしれない。

 

オークスは、桜花賞のように緩いレースにならずに実力通りの競馬ができるのであれば、クルミナル、アンドリエッテ、キャットコインあたりはかなり切れる脚を使えそうで面白い。

もちろんルージュバックも圧勝は無理でも好勝負はできるだろう。

 

現時点では、オークスの一番手はクルミナルといったところです。

 

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【レース動画】レッツゴードンキがが優勝|桜花賞2015


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2015年4月12日(日)、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾「桜花賞」は、5番人気のレッツゴードンキ(池添)が先手を奪うと、そのまま後続の追い上げを尻目に②着のクルミナルに4馬身差をつける圧勝で桜の女王の戴冠に輝いた。

③着には、ルメール騎乗の8番人気コンテッサトゥーレが入った。

 

単勝1.6倍の圧倒的1番人気だったルージュバックは、スタートで行き脚がつかず後方でレースを進める展開に。直線でも窮屈な競馬になり⑨着に沈んだ。