リアルスティールが買えない理由|皐月賞予想(2015年)
2015年4月19日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞(GⅠ)で、前々日の段階で1番人気はリアルスティールのようです。
ディープインパクト産駒は減点材料。
ディープインパクト産駒はこれまで皐月賞で[0-1-2-11]と②着が最高成績。前走のスプリングSで猛然と外から追い上げて格好はつけたように見えますが、やはり中山では割引。この点は、スプリングS③着ダノンプラチナも同様。
共同通信杯後の1走が余計
共同通信杯後に1走~2走挟んで皐月賞に参戦してきた馬は、過去5年で[0-0-1-5]と成績が振るわず。共同通信杯からは、近年直行組のゴールドシップ(2012年)、イスラボニータ(2014年)が勝っているように、共同通信杯後にスプリングSに出走したリアルスティールの上積みに疑問。
エンジンのかかりが遅い!?
新馬戦、共同通信杯、スプリングSの3戦ともレースを見る限り直線が長ければ長いほど、いい脚を使う印象がある。追い出してからの瞬発力が若干悪いので、新馬戦でも追い出してから「あれ?あまり伸びない?」と思ってたら、ゴール板が近づくにつれて加速。共同通信杯、スプリングSも同様。
少しでも追い出しが贈れたら巻き返しが難しい馬かもしれない。
福永がリアルが上と判断!?
弥生賞優勝のサトノクラウンとリアルスティールともに主戦の福永騎手。結果、もともと先約だった(らしい)リアルスティールを選択。(サトノクラウンの鞍上がルメールに決まったのも4月になってから)
さてこの選択が吉と出るか凶と出るか。
デビュー2戦目で共同通信杯優勝は規格外!?
まずこれまでの馬と違うのが、デビュー2戦目で共同通信杯に参戦し優勝。まずデビュー2戦目で重賞を使う時点で、この馬への期待の大きさがうかがえる。
<結論>
馬券としてはダービーで狙いたい馬。皐月賞でもそこそこ好走をしてくれそうだが、多少スムーズな競馬ができなかっただけで馬券圏外に飛ぶ可能性が否めない。世間の評価ほど強いとは思えない。
ここはスパッと無印に。